最近蒲生田岬の創作ノートの記事が伸びている。どうやら創作の道を迷う子羊がいるらしい。
しかしながら、自分自身が絶賛書き悩んでいる最中なので、こっちも他人の創作ノートを見たい気持ちだ。
まあ、かいより始めよとう言葉もあるし、創作ノートに一定の需要があるようなので高崎望の方も載せておくことにした。



1.全体の素案。二年生の題は当初 just give your kiss!  だったのが愛梨マイラヴに変更されている。ギザギザで囲まれているので当時はよっぽど固い決意があったと思われる。
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この時点で
○小林君と透を望のシャドウとして書くこと
○外道高校にやられてリーゼントになること
○愛梨が彼女になる
○大学受験をすること
○毎年両親の結婚記念日と渓流釣り書くこと
は決定していた。
素案だけに相違点も多い。
この時点では井上さんの名前が黒川さんになっていて、2年生の時に学ランを継承することになっていた。裏地には曲がりくねった古木の梅に虎が伏せて唸っている絵が刺繍されている。3年生の不良をやめた時にこの学ランは封印されるが、大学受験の時に裏地を胸ポケットに入れて、勇気を得るという発想があった。ドラマチックな展開だが、3年間成長させた望にその描写を入れるとかえって軟弱に印象になりそうなので、実際には何も持たせずに文武大学へと行かせた。学ランの設定も没とした。


2.各章で書くことの確認。この時は3幕構成だった。左下は人物相関図。この時まだ舞は出てこない。
この頃はまだ望が不良の道へ振り切り、外道高校とゲーセンの覇権を取り合うという話だった。
その因縁で大学受験の時にもう一騒動ある予定だったが、それは没案とした。ゲーセンにはビリヤード室というゲーセン内でもさらに隔絶された場所があって、そこで2章の愛梨の場面を書こうとしたが、これも書く直前に煩雑すぎるということに気付いて没とした。
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3.一章(一年生 喧嘩上等!)の構成を仮書き。このシーンにはどういう意味をもたせるかの確認。学ランのランはランダの略で洋服という意味らしい。
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4.全体の構成を仮書き
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5.上記のノートを元に1、2章の構成をまとめる
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6.3章の構成をまとめる。右は各施設の大まかな地図。それと雑感。
愛梨が陸上部でくるぶしまでのソックスにシュッとしたシューズを履いているという文章を書きたかったようだ。予定より話が伸びたので部活の話は削った。
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ノートはここまで。ブログデザインの関係上で画像右端が切れています。写りは悪いですが気になる人はクリックして別画面で開けば全てを見られます。

次はチラシの裏篇へ続きます。
高崎望の創作ノート チラシの裏篇 その1


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