今回は仮書きを毎日推敲して、次の日はまた一から書き直している。賽の河原だ。この書き方だと長編はもちろん短編でさえ書き切ることは不可能なので、一章ごと(原稿用紙10枚ぐらい)に書くことにした。 一章はtake10。つまり10回書き直してからwordに打ち込んだ。約 ...
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タグ:推敲
一年ぶりに『山桜』の推敲をする
最近コロナウイルスで世間が騒いでいるけれど、去年の二月はインフルエンザで何日か布団の中で震えていて(インフルで五日間ひきこもる)、熱に浮かされている時に、ヘミングウェイのように一年寝かしたらどうなるのだろうという考えが頭をよぎって、その時は絶対にするわ ...
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ヘミングウェイと推敲
作家はどうやって小説を書くのか、たっぷり聞いてみよう! (パリ・レヴュー・インタヴュー II) [単行本(ソフトカバー)]岩波書店2015-11-28 パリ・レビューによるとヘミングウェイは毎日書いた物を推敲していたらしい(もちろん原稿になってからも推敲した)。そんなやり方 ...
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散文的には詩的、詩的にはかなり散文的
山桜は詩が入っている。というより途中から詩の注釈で小説を書いているような気がした。詩なんて去年までは全然詠んだことがなくて最初は手探りで書いていたけれど詩の原理 と歌よみに与ふる書 はかなり啓蒙された。あとサラダ記念日 は教科書で習った短歌の既成概念を壊 ...
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BE 推敲、改稿、やってみよう NO.3 執筆はエンドレスワルツ?
ドアノッカーの改稿が終わると、ブラッドエグゼキューションがちょろっと読まれていたのでそっちを先に改稿することした。2万字強なので数日で終わってくれた。その次は蒲生田岬へ。 やっぱり今年書いた物だとドアノッカーと比べて全然違うと感じた。改稿の手応えもかな ...
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『火星へ行こう君の夢がそこにある』10版の改訂、および改定案
インターネットはどこかで誰かがしょうもない情報をあげていることで、調べれれば何でもあるという状態が維持される。でも、近所のサイクリングロード脇にある用水路にカメが何匹いるか計測しているサイトは存在しなかった。検索したら本当に無かったので逆にびっくりした ...
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とある小説家の執筆日記No.5『川端康成の雪国から推敲の仕方についての雑感』
『幽霊になった私』を出してから、過去の作品にも手を加えているので、もうかなり長いこと改稿している。そうすると他人はどう書いているのか気になってしかたない。ネット上の文章はともかく、普通に十冊以上も本を出している小説家でも後半は意外に気の抜けた文章が多いこ ...
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とある小説家の執筆日記No.3『頭が爆発した!』『違和感を感じる気がしないでもないかな? よく分からないけど』『敵はインターネットにあり』
●頭が爆発した!先週の木曜日ぐらいだったか、本を読んでいる途中に眠気が襲ってきて、本を開けたまま目をつぶっていた。まだ眠るつもりはなくて、ほんのちょっと目をつぶるだけ、眠気の波が去ったら本を読もうと考えていたら、突然 ドーン! と頭の中で爆発音がした。ハリ ...
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とある作家の執筆日記 No2『KDPの表紙問題』『推敲と筋トレ』
『幽霊になった私』の表紙を今作っている。最初は自分で描いていたが早々にギブアップした。頭の中にイメージはあるのだが私にそれを形にする力はない。フリー素材サイトを三日ぐらい巡って、最初にポップなもの、一時抽象画の迷宮に迷い込んで、またポップな世界に戻ってき ...
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推敲はやればやるほど面白くなる?
推敲はやればやるほど面白くなる? 日本の古典といえば源氏物語と平家物語が有名だ。源氏物語の方は光源氏が幼女をさらう辺りで読むのをやめたが、平家物語は矢切りの但馬とか、する墨の沙汰とかは読み返す事がある。ちなみに面白いのは平清盛が死ぬまでだと思う。三国志が ...
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