『老人と海』は何度も読んだ本だけど、今回は100回連続で読んでみようと思う。一つの作品を読み込めば自分の小説に活かせるかもしれないという意図もある。ついでに言えば150ページぐらいなので繰り返し読むのにちょうど良いサイズだ。その気になれば一日で読めるし、 …
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タグ:ヘミングウェイ
|徳島
徳島のそごうが潰れる前に本屋で『老人と海』をジャケ買いした話
今年の八月に徳島県のそごうが閉店するので、何階にあるかは忘れたが本屋に行った。去年はそこでガルシア・マルケスの『百年の孤独』の新潮社から出ている綺麗な装丁の本を買って、お気に入りの一冊になったので、給付金で10万円が転がり込んできたし、閉店セールで安く …
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|執筆
一年ぶりに『山桜』の推敲をする
最近コロナウイルスで世間が騒いでいるけれど、去年の二月はインフルエンザで何日か布団の中で震えていて(インフルで五日間ひきこもる)、熱に浮かされている時に、ヘミングウェイのように一年寝かしたらどうなるのだろうという考えが頭をよぎって、その時は絶対にするわ …
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|執筆
ヘミングウェイと推敲
作家はどうやって小説を書くのか、たっぷり聞いてみよう! (パリ・レヴュー・インタヴュー II) [単行本(ソフトカバー)]岩波書店2015-11-28 パリ・レビューによるとヘミングウェイは毎日書いた物を推敲していたらしい(もちろん原稿になってからも推敲した)。そんなやり方 …
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|雑談

1人の小説家の最高傑作は20年かけて書かれる、のかもしれない
20年……20年って長いなぁ。たぶんヘミングウェイもガルシア・マルケスもまさか20年かかるなんて思ってもいなかったに違いない。それだけのあいだ胸に秘めたものを書いた後にまた小説を書くことなんてできるんだろうか。 …
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ヘミングウェイの翻訳に気を置く
『老人と海』がパブリックドメインになったのなら自分で翻訳して公開してやろうという野心を抱いた。翻訳する前に他の翻訳はどうなのかと光文社版の『老人と海』を読んでみたら、現代風のすっきりした文章になっていたので驚いた。2014年の翻訳らしい。マジか。と何度も心の中で驚きつつ、最後まで一気に読んでしまった。これがあるならあと20年は訳す必要はない。 …
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『三日吹く風 The three-Day Blow』ヘミングウェイ
ニックとビルのやりとりがいい。というかそれだけの短編。失恋の暗さをどうでもいいようなことを話しながら過ごして、三日吹く風がみんな吹き飛ばしてしまったみたいに、ニックは元気を取り戻す。そういうところがいいんだろう。と思ったけど、読み直してみるとビルがマー …
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