小説を書き上げた後は、俺って天才!と舞い上がり、推敲を始めると、俺は一体何を書いてきたんだ···と落ち込むのは毎度のこと。あまりに落ち込んで一章推敲するのに一日かけてしまうこともある。でも、そんなこんなで今週中に推敲を一周した。今回は珍しく一章書き直したこともある(この前のとは別)。なかなか悪くない。でもそうすると最初に考えていたラストになってしまうので、迷って、迷って、二つのファイルに分けた。だから山桜は二つある。推敲の二周目からは自信がついてくるので今から楽しみだ(でも打ちのめされたらどうしよう)。

今回は作中に詩が入っている。後半は下手な詩ということになっているが、どう読んでも今年に詠んだ方が良いよな、とツッコミを入れている。だから前半の詩も詠み直したら断然良くなった。詩の才能なんて全然ないと思っていたけど続けていれば何かしら得るものはあったようだ。

あと、本当にどうでも良いことなんだけど、最近Amazonのプライムラジオを聞いていると歌詞が表示されるようになっているのに気付いて、寝る前は歌詞を見ながら聞いていて、ふと、歌詞って詩だよなぁ、なんて今さらながら思った。ボブ・ディランがノーベル賞取ったのにね。そう考えれば文学に触れている人はいっぱいいる。

(おわり)