先日『ヒッチハイク!』の改稿をした記事で『言い切る比喩』について書いたら、こういうコメントが付いていた。

  • 1. 名無しの読者
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  • 2018年04月07日 16:21
  • 節子、それ言い切る比喩やない。暗喩や


  ほうほう、それで暗喩についてグーグル先生に問い合わせると一番最初に出てきたのがコトバンクの記事だった。短いので引用しておく。とっても分かりやすい。


明喩 (直喩 simili) とともに比喩の代表的方法の一つ。隠喩とも。「彼は鬼のような男だ」が明喩であるのに対して,暗喩では比喩であることを外形的に示す言葉 (「ように」) を用いず,「彼は鬼だ」と表現する。慣用的表現や欧米の詩では明喩よりも多く見受けられる。イメージの喚起力において勝るためである。 暗喩 あんゆ metaphor/コトバンク


 なんや、ワイが見つけたのは、とうの昔にあった概念だったんかい!とビックリ仰天した。どうやら車輪の再発明だったようだ。凄いの発見したとワクワクしていたのが恥ずかしい。っていうかこの説明の感じだと今まで読んだ本の中にも普通にありそうな感じだ。どうして今まで気付かなかったんだろう。小説家の腕が良かったから自然と読めてしまったのかもしれない。しかしそれは言い切る比喩=暗喩は実用に耐える技法という証拠だ。

 さて、今日の本題。

 言い切る比喩はすでに暗喩という名称が付いた手垢の付いた物だと知った。ということは私の頭の中にある漠然とした小説の書き方にも既に名称が付いているのかもしれない。というわけで、それをブログに書いて公表してみようと思った。知っている人がいたらコメント欄で教えて欲しい。


 まずはカッコサンド(名称は今考えた)


「~~~~~~~」と○○は言った。「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」

 ↑のように最初に短い「」文で誰が言ったかを示してから長い文章をドドドドと書く。村上春樹がよく使っている印象がある。というか村上春樹からパクった盗んだ参考にした。
 小説だと誰が何を言っているか分かりにくいので、こういう書き方をするのだと思う。改稿前の小説で何回か使ったが、改稿してからは最初に”○○は言った。”と書いてから長文の「」文を書くようにした。


次は羅列連打法(←実際にありそう)

これはいくつか派生があって、まずは単純に同じ言葉を重ねてイメージを増幅させる単純連打。

いいね!いいね!やってみよう!

みたいな使い方をする。

私がよく使いのは似たような言葉を重ねるやり方だ。手前味噌だが自著の『ターンワールド』から引用させてもらう。

「一体どうしたいんだ。僕はお前を拾えないんだぞ。家無し、宿無し、甲斐性無し。帰る場所もないクズだ。それでもいいのか」
家無し、宿無し、甲斐性無し、無い無い尽くしで主人公のタクヤが猫を拾えないことを訴えるシーンだ。