18日から改稿を始めて一週間で上巻の終わりに手が届いた。来週には上巻の改稿が終わっているかもしれない。ペースはちょっと落ちたけれど、先月と比べればまだまだ高い方、今月は9日から改稿作業を始めたから、来週は20日-30日の期間に入る。ここからペースアップするとは考えられないのだけれど、はてさてどうなることやら。

 ターンワールド自体はタクヤが徳島に行くまでの物語なわけだけど、旅立つまでにもすったもんだあって、それで上巻の半分近くを使っている。でもこの部分だけで小説を書けない物だろうかと今は考えている。旅立つ話ではなく、旅立たない話だ。今はイメージだけしかないけれど、いつか形にできそうな気はしている。

 それにしても改稿ばっかりしていて良いんだろうかという気持ちになる。もう3ヶ月、いや、聖者の行進の推敲を入れれば半年近く小説を書いていない。でも改稿するのが面白くって仕方がない。旧作の改稿に手を付ける度に、クロノトリガーの強くてニューゲームを初めてやった時の気分に襲われている。それに改稿すればするほど新しいアイデアが浮かんでくるし、何かしら経験値を積んでいる感じがある。全ての改稿が終わればどこかに辿り着くだろうか。

(2018年2月25日 牛野小雪 記)

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