以下の物は実際にパソコンに向き合う時に脇に置いておく覚え書きみたいなもの。
チラシの裏や、コピー用紙の裏を使用した。

1.1章 起の構成を書く
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左端にへなへなの斜め線で区切り別1と書いてある。この部分は序章の3年生 中学卒業? の部分。
右上に5000と書いてあるのは15000。1が細くて写っていないだけ。あの部分は独立した章ではなく、2000字ぐらいで流すはずが2万字を越えてしまったので独立の章とした。この時から初期の構成が崩れ始める。

2.上記の別1。右に15000?と書いてあるが、この時はどれだけ続くか自分でも想像がつかなかった。結局2万字を越える。この章を書き終わった頃から執筆をしながら全体の話を書き直し始める。
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3.元々の1章起に戻ってくる。中間テストで赤点を取るところまで。小林くんの名字は小松だったが、何故か小林に変名。小松姓は愛梨になる。ちなみに愛梨は元々松本という姓だった。
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4.1章の承。外道高校の不良に財布を取られて、警察も頼りにできないと知る場面。また赤髪との因縁が始まる部分でもある。また、ここでのシーンが2章の愛梨、3章の小林くんとの仲直りへの伏線がある忙しい場所。最後は井上さんがゲーセンのビルの階段踊り場で外道高校の不良を3人倒して終わり。
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5.1章の転。井上さんのレクチャーから始まり、望がリーゼントとなり、ゲーセンのビルの階段踊り場で外道高校の不良3人を倒して終わり。
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6.1章の結。赤髪と過去の精算から始まる。ここで上級生に丸坊主にされると脅されるシーンがあるが、これは後に3章で丸坊主にさせるのだが、その時に唐突な印象を与えないためである。同じ仕掛けは蒲生田岬の正人が2度後ろへこける描写と同じである。高崎望では同じ仕掛けがまだあるが奇特な人がいれば再読の時にでも探してみてほしい。すぐに見つかるのは最初の方にある。丸坊主の描写は1章内では望を追い込む仕掛けとして使われている。
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中央下の○は外道高校の印。書きながら望が倒すごとにレを入れた。
右側にいっぱい書いてあるのはどうやって外道達の嘘を見抜くか必死で考えたあかし。
結局、論理的に嘘を見抜く方法を見つけられなかったので、上級生の漏らしたほんの些細な一言から偶然馬脚が現れるという方式にした。


チラシの裏 その2へ続く
高崎望の創作ノート チラシの裏篇 その2