牛野小雪の雑感帳

KDP作家牛野小雪の雑感帳です。小説の紹介や雑記を置いています。あと短い話とか。辞書代わりに使えるサイトにもできたらいいな。

タグ:詩

ルサンチマンよ さあ手を振って別れを告げよう お前との長い付き合いも今日でおしまい 君が残したのは苦いコーヒーと 朝のベッドでの後悔だけ 君は私たちに言った 自分より成功した人を見るな でもその言葉 忘れてしまおう 羨望の眼差しを外の世 ... もっと読む
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正常という枠に収まらずに 私たちは彷徨う 異端の子 普遍の真実を求めて しかし世界はただの影絵 真実は常に変わりゆく 私たちを正常から遠ざける 知識の海を泳ぎ 答えなど見つからない 正常なるものよ なぜ私たちを見放す 私たちの ... もっと読む
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彼らは言う 私たちは外にいると しかし真実は 私たちは内側から世界を見ている 社会の縁に立ち すべてが遠く感じられる それでも私たちの心は 深く根ざしている 星が輝くように 私たちは孤独を抱える 人々は群れる中 私たちは独自の光を放つ ... もっと読む
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理解されぬアイソトープよ、お前の詩は何処にあるのか。原子の深淵から、沈黙を破り放つ声無き声。お前の存在は、秩序と無秩序の狭間で踊る、見えざるダンサーの如し。 人々はお前を利用し、その力を称賛する。だが、その心の奥底にあるお前の詩を、誰一人として真に理解す ... もっと読む
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ああ、ギャンブルに必ず勝つ方法を求める者よ、 その答えは風の中、静かに囁かれている。 最初の一歩を賭け場に踏み入れるな、 これが勝利の鍵、敗北を知らぬ道。 賭け事の世界は魅力に満ち、危険に溢れ、 勝利 ... もっと読む
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賭け事のテーブルに集うは、夢と絶望の共演者たち。 ここでは、希望が硬貨に変わり、未来がカードの裏側に隠されている。 勝利の喜びは一瞬、敗北の痛みは永遠に感じられる。 なぜなら、賭け事の神は皮肉をこよなく愛し、 最も ... もっと読む
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二人で分け合うアイスクリーム、 冷たさの中に隠された温もり。 愛のように甘く、刹那のように溶け去り、 ふとした瞬間、心の奥底を突く。 恋人たちよ、何を求めている? 一緒にいる幸せ、それとも共有された孤独? アイスクリームを口に運ぶたび、 刹那の喜びに心躍らせる ... もっと読む
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冷たい舌触り、甘い後味、 人生のように瞬く間に溶けてゆく。 幼い夢の中、無邪気に笑い、 大人になり、その甘さを懐かしむ。 アイスクリームよ、お前は何を語る? 瞬間の幸福、それとも永遠の渇望? 冷たい存在でありながら、 心の奥底を溶かす力を持つ。 現代社会の皮肉 ... もっと読む
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ああ、愛人よ、 君は我が心の中で、 理想と現実が交錯する場所。 君は蜃気楼、 近づくほど遠ざかる夢。 私たちは求める、 完璧な愛を、しかし結局、 手に入れるは、完璧な幻。 君と私、二人の間の距離は、 近くて遠い、呆れた ... もっと読む
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もしも愛人が、明日月の光になって 静かにこの世から消えてくれたら。 ああ、なんて皮肉な解放だろう。 その光は、我々の愛の虚しさを照らし出すだろう。 月の光に姿を変えた君は、 私の心の闇を明るく照らすだろうか。 それとも、私たちの愛の ... もっと読む
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アイスクリームとは何か 一時の冷たさにすぎない しかし人々はその一瞬に 永遠を見出そうとする 夏の日差しの下で溶けていく それは人生のメタファー 喜びも悲しみも時間とともに消え 最後には何も残らない 多くの味があるが 選択は結 ... もっと読む
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愛国者よ 自分のふんどしをまず洗え 大声で国を愛する前に 内なる汚れを見つめよ 国の旗を振る手が清潔ならば その心もまた澄み渡るべきだ しかし 真実はしばしばその逆 愛国の叫びは空に響く だがその足元は見えず 自らの影にすら気づかない ... もっと読む
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愛国とは何か 心の中で旗を振る行為 しかし外に出ると風は逆方向に吹く 国境を描く線は見えない だが心の中では鮮明に それは愛か幻か 我々が問う愛とは 国を思う心のことか それともただの自己満足か 愛国心の悲哀 愛すべきもの ... もっと読む
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愛嬌ある者を見て、心は酸っぱくなる。 美しい花に、雨が降ることを恨むかのように。 その光に目を細め、なぜ自分にはないのかと問う。 愛嬌のなさは、理論家が夢見る理想国家。 理論だけが支配し、笑顔は余計な装飾。 愛嬌ある者への嫉妬は、その国の ... もっと読む
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愛嬌、お前は何者か? 人々を繋ぐ、見えざる糸。 哲学者が求め、詩人が歌う、 けれど、本当に分かっている者はいない。 笑顔一つで世界を変えると言うが、 それはただの錯覚、自己欺瞞の産物。 愛嬌よ、お前は狡猾な友だ。 心を開かせ、防御を ... もっと読む
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土の中で静かに目覚めるアスパラガス 農家の手によって期待を背負い 春の光を浴びて成長を始める しかし時の流れは農家の願いを裏切り 収穫の喜びは一瞬の幻にすぎず 市場の価格は風のように変わりやすく 汗と希望の重さを忘れがち アスパラガ ... もっと読む
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緑の野望を抱き、土の底から這い上がる、 無声の叫び、見えぬ光を求めて。 アスパラガス、あなたは何を目指す? 地表を突き破るその瞬間、 世界はあなたをただの食材と見る。 世界な運命に笑いながら、 あなたは静かに成長を ... もっと読む
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私は社会を必要とする その温もりその認知 しかし社会は私を必要としない 無限の歯車の中で私はただの一つ 声を上げても反響はなく 手を伸ばしても触れるものはない 私は存在する意味を問うけれど 答えは常に風にさらわれる 必要とされる ... もっと読む
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自我という幻想を追い求めて 我々は何を見失ったのか 自己の確固たる境界を描きながら 結局 他者との融合を恐れる 社会の舞台で演じる役割に 自我は必要であったか 無数のマスクを被り 本当の顔を忘れてしまう 世界は問う 自我とは何かと ... もっと読む
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就活つらい 無限の繰り返し 自己PRの言葉 空回りの舞 履歴書には 笑顔の写真だけが光る 面接の部屋 緊張の空気が支配する 「強みは何ですか」 答えはいつも予定調和 心の中では 自問自答の連続 エントリーシートの行間には 隠された希望と 消 ... もっと読む
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就職活動の舞台で若者たちは踊る 一枚の履歴書に人生を凝縮し 面接官の前で自己を演じる 企業は理想の候補を求め 学生は夢の職を探す お互いの目は鋭く しかし心は遠く エントリーシートの文字には 熱い情熱と冷たい計算が交錯する 人生の ... もっと読む
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太宰治、紙の上で苦悩を舞う、 その言葉は深淵を映し出し、 心の闇に光を投げかける。 彼のペンは、絶望の中に美を見出す。 一方、ヤンキーはアスファルトを駆ける、 直接的な生の営みにおいて、 彼らの行動は言葉よりも大きく、 現実との格闘 ... もっと読む
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夜の帳が下り、墨の海に溺れんとする時、 太宰治は、紙の舟に乗り、孤独の渦を渡る。 「生きることは、苦痛である」と彼は囁く、 しかし、その苦痛さえもが、彼の創作の糧。 皮肉な運命に翻弄され、自嘲の笑みを浮かべながら、 彼は、人間の愚かさと美 ... もっと読む
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知の塔に籠もり、数々の書を積み上げた者よ、 知識の海を渡り、論理の剣を振るうものよ、 しかし、知の武装も、ヤンキーの前では無力である。 彼らは、生の街を駆ける風、 論理の壁を乗り越え、直感の翼で飛ぶ。 勇気とは、数式では測れない重さであり ... もっと読む
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IQの数値よ、お前は何を測るのか? 論理の迷宮を巡り、解答を求める旅。 だが、真の知恵は計算式の外にあり、 人生の試練に答えはない。 知識の海を航海する船よ、 風は吹くが、心の羅針盤はどこにある? IQのスコアは星のように輝くかもしれな ... もっと読む
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紙の上に描かれた、ああ、その理想の瞳。 現実逃避の船出は、ここから始まる。 萌え絵よ、お前は誰を魅了するのか? 純粋無垢な心か、それとも空虚を埋める者か。 我々は高尚を求め、美を追い求める。 そして見つけ出す、二次元の世界で。 ... もっと読む
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アートとは、夜空に描かれた星のよう 見る者によって形を変え、意味を持つ それは美しい嘘、永遠の真実 人類の手によって生み出された、最も繊細な幻想 我々はアートに自己を投影し それを通じて、自らを理解しようとする しかし、アートは鏡ではない 見る者の魂を映し出す ... もっと読む
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静かな夜に、そっと手を伸ばす 藍色の夢、深く潜む海のよう 風に乗り、空を舞う 無限の可能性を纏い 葉から生まれ、時間を経て 色深く、魂を染め上げる 遠い記憶、古の技 自然の手で、紡がれる物語 布に触れる度、心に残る 藍の色、変わりゆく影 織りなすは、生命の讃歌 静 ... もっと読む
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主人公の名前を自分の名前にするな  創造の最初の罠に足を踏み入れて  自己投影の誘惑に負けてしまう前に  筆を止め 思索の海を旅する 自らを模写することの誘惑は大きい  だが物語は広い世界を映す鏡  主人公を自分の分身にすることで  見失う無数の命の声 不思議な ... もっと読む
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小説の続きを書けなくて発狂  白紙のページが嘲笑うように  筆を取る手は震え  心は迷宮に迷い込む キーボードの音さえも  遠い昔の歌のよう  一文字一文字が  重い鉄球となり心を圧迫する 物語の登場人物たちが  解放を求めて叫ぶ声が聞こえる  だが創造の神はどこ ... もっと読む
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恋愛を忘れた若者  デジタルの海に漂い  画面越しの愛を探す  心の繋がりよりも  繋がりの数を数える かつての熱狂はどこへ  情熱よりも合理性を選ぶ  計算された関係の中で  真の感情は静かに忘れ去られる 愛の言葉は溢れている  しかし心の中は空洞  スワイプ一 ... もっと読む
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アルファオスの名を冠されし者  群れの頂点に君臨すると語られ  だがその座は孤独なもの  頂上の風は冷たく 力と支配の象徴として讃えられても  真の強さは理解されず  アルファであることの意味  それは誤解に満ちて アルファオスは見る  群れの中の絆と葛藤  リー ... もっと読む
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オメガウルフはいじめられる  群れの最下層で静かに息をする  その存在は疎外され 命令され  彼らの世界では彼が最も弱いとされる だがしかし  オメガがいることで群れは成り立つ  彼らなくして秩序は保たれず  彼の存在がなければ群れは崩れる いじめられる彼がいる ... もっと読む
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何者かになりたくてむせび泣く  この世の中での一点の光を求め  自己の価値を証明しようともがく  だがその答えは  常に内側に隠されている 我々は社会の鏡を見つめ  反映される姿に自己を重ね合わせ  認められたい 価値ある存在になりたい  と無限の欲望に駆られる ... もっと読む
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アリストテレス 形而上学の父  宇宙の真実を解き明かそうと  論理と理性の糸で編む夢  しかし 皮肉にも私たちはまだ  その夢の真意を理解しているだろうか 中庸の徳を説きながら  彼自身の思想は極まりなく複雑  シンプルな生活を求める人々にとって  アリストテレス ... もっと読む
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アリストテレス 古代の学び舎から  理性と論理の塔を築きし哲学者  彼の目指した真理の道は  ヤンキーたちの直感的な世界とは異なる ヤンキーたちは街を駆ける  力と勇気を武器に  彼らの掟は単純明快  アリストテレスの形而上学には見向きもせず 中庸は美徳と説く哲 ... もっと読む
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 ああ、哲人王、理想の君主よ、  どこに隠れているのか教えてくれ。  この乱世に、君の智慧が必要だ、  でも見つからない、まるで幻のよう。  哲学の書を片手に玉座につく、  理想国を築く、そんな夢を見て。  だが現実はもっと複雑で、  君の座は、どうやら空席の ... もっと読む
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 ああ、この世界はただの影、  真実はどこか遠くに。  私たちは見る、でも理解しない、  洞窟の中の縛られた身と心。  イデアの国への憧れ、  けれども、足元はぐらつく。  形のないものを掴もうとして、  空を掴むようなもの。  哲学者は言う、「見よ、真実を! ... もっと読む
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 影の壁に映る、ぼんやりとした形。  それは真実か、あるいはただの欺瞞か。  洞窟の中、私たちは縛られ、真実の光を知らず。  しかし心配するな、私の友よ。  哲学の舟に乗り、真実の海を渡ろう。  イデアの国へと続く、知の光に導かれて。  しかし、待て。詩人たち ... もっと読む
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隠遁者のオード 四壁の哲学 部屋の中、ここは宇宙壁に囲まれた知の庭外界の喧騒は遠く、ここには静寂が住む窓から差し込む光一筋が、時の流れを告げる 本は友で、画面は窓部屋の隅から世界を見渡す隠遁者の目は鋭く、心は海よりも深いしかし、扉の ... もっと読む
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哲学者の遺言 哲学の迷路を彷徨う者たちへ 古の賢者たちは問う存在の意味を、この宇宙の根源をしかし我々は見つけたか?答えよりも多くの疑問を 思考の糸を紡ぎながら哲学者は迷路を彷徨う真理の追求、その名のもとに実はただの迷子かもしれない ... もっと読む
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小説家の孤独な航海 墨と涙と、紙の上の航海 ペンを取るは剣を抜くが如し文字列は戦場、想像力は無限の弾薬一字一句、心の血を滴らせ創造の苦痛と歓喜の間で揺れる 孤独な部屋で、時計の針はゆっくりと外の世界は存在しないかのようにだが、小説家 ... もっと読む
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共産主義の幻想 理想の赤い幕の後ろで 平等の名のもとに我々は一列に並ぶ光り輝く理想の都へと続く赤い絨毯が敷かれて 豊かさは全ての人にしかし棚に並ぶのは空の約束平等に分けられる貧しさ飢えを知らぬ者の幻想 リーダーは高台に立ち未来を ... もっと読む
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資本主義の哀歌 消費の海で泳ぐ者たち 資本の波は高く私たちはその上を滑るサーファー一つの波が消えれば別の波が来る終わりのない欲望のサイクルの上で踊る 広告の光に導かれ我々は羊のように消費へと進む新しいものに心奪われ古いものは忘れ去ら ... もっと読む
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SEOの叙情詩 アルゴリズムの迷宮にて 夜な夜なアルゴリズムの神に祈りを捧げキーワードはさまよう霧の中我々は踊る、見えざる糸に操られページの淵で、ランクの光を渇望する バックリンクの海を渡りメタタグの風に帆をあげ我々は探す、目に見えぬ栄 ... もっと読む
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まとめサイトの詩 情報のオアシス あるいは幻影 広大なデジタルの荒野に一筋のオアシス現る渇望する心に一時の安息を与えんとまとめサイトの泉は誘う その水面に映るは知の断片の寄せ集め飲めば飲むほどにさらなる渇きを覚える満たされぬ知識の渇望 ... もっと読む
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 今書いている小説が一段落したので、今までストックしていた小説をリリースしました。もう3年ぐらい前に書いたので、自分の中でも古いかなと思えなくもなかったり……2030年にガソリン車の製造が中止されるしあんまり長引かせるのもな~という気もしたり、というわけ ... もっと読む
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 山桜は詩が入っている。というより途中から詩の注釈で小説を書いているような気がした。詩なんて去年までは全然詠んだことがなくて最初は手探りで書いていたけれど詩の原理 と歌よみに与ふる書 はかなり啓蒙された。あとサラダ記念日 は教科書で習った短歌の既成概念を壊 ... もっと読む
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