愚者空間

牛野小雪のサイトです。 小説の紹介や雑記を置いています。 あと短い話とか。

カテゴリ: 執筆

作家はどうやって小説を書くのか、たっぷり聞いてみよう! (パリ・レヴュー・インタヴュー II) [単行本(ソフトカバー)]岩波書店2015-11-28 パリ・レビューによるとヘミングウェイは毎日書いた物を推敲していたらしい(もちろん原稿になってからも推敲した)。そんなやり方 ...

 小説も文学もまだ一文字も書いていないし、これからも書かない。 執筆中、雑感帳によく書いていた言葉だ。世の中思い通りにいかないことが多いが、これはわりと思い通りにいった。問題はそれが良くないってこと。ようやく推敲の一周目を終えると、私はがくぜんとした。こ ...

いわゆる執筆、wordを開いて文章を書き始めたのが2019年10月25日。終わったのは12月17日。たった56日だ。全部で198,107字。準備八割仕事二部というが、執筆したのはほんのわずかな期間だ。例によって書かない日を挟みながら書いたので実質的な執筆日数は27日しかない。文句なく過去最高の速さだ。 ...

 この小説には徹底されたものが二つある。登場人物の匿名性と、くどいほどのコマーシャル的な形容詞だ。 登場人物は少年や母親、彼女、店長と、代名詞や血縁関係、社会的地位で表される。ミカとかYPという名前も出てくるが偽名である。 形容詞はコマーシャル的でいかに価 ...

 9月にそろそろ終わりそうだと思っていたのに、終わり間際に色んなことを思いついていたのでアキレスと亀みたいに、そろそろ終わりそうだ、のまま10月まで伸びていった。ただしパラドックスは起きなかったので、先週に仮書きを終えた。164ページ。約4ヶ月。のべ平均する ...

 ゴッホの手紙―絵と魂の日記 という本を読んでいる。1880年~81年の間、ゴッホは素描ばかりやっていて、弟のテオに何を書いて何を書かないのかが重要だ。みたいなことを書き送っている。ジャポニズムの影響がある頃だし、書かない場所はいかに空白を活かすか、みた ...

 私小説に結末を着けようとするなら自殺するしかないというので、未完で終わる夏目先生の『明暗』を読んだわけで、それから『山桜』も書き終わったし、新刊告知の予約投稿も仕込み終えたので、西村賢太の動画を見つつ、一度離れた私小説にまた取りかかると、瑞々しい感覚が ...

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