愚者空間

牛野小雪のサイトです。 小説の紹介や雑記を置いています。 あと短い話とか。

カテゴリ: 月毎の記事

異性を書くテクニック

異性を書くのは難しい。
難しいというよりは恥ずかしい。
実を言うとKDPで最初に出した『火星へ行こう君の夢がそこにある』では、映子さんというオペレーターの女性が出てくる予定だったのだが、どうしても書けなくて没になった。
もし、一郎とのメールのやりとりに女っぽさを感じたのなら、それは幻の映子さんだと思ってください。私もそのつもりで書きました。


それを克服するために書いたのが『ドアノッカー』で、最初から女性三人が出てくる。男は一人もいない。
あそこを書くために大分本を読んだし、テレビも見た。
今考えると冒頭の会話はやり過ぎたかなと思う。
サンプルダウンロードでもその部分は読めるから、気になった人は読んでほしい。


『グッドライフ高崎望』ぐらいからは、ある考えに至った。
世の中には混じり気無しの純粋100%の男はいないし、男みたいな女もいる。誰の中にも男と女が存在している。それだけではなく赤子から老人まで存在している。
その証拠に歌舞伎には女形があるし、宝塚にも男役がいる。
子供だってお遊びでじいさんばあさんの真似をするじゃないか。
つまりは、これは女だと思って書けばそれは女になるし、これは男だと思えば男になる。
そう考えると非常に楽になった。

こいつ女なのに言葉の端にすね毛を感じるだなんて気にしないでもいい。だって現実にそんな女は存在するんだから、かえって現実味が出てくるかもしれない。少し前にはおっさん女子という言葉があったしね。

異性を書く書くテクニックという題だが、結局はテクニックなんかないという結論になってしまった。要は書き慣れるのが大事ってこと。
でもやっぱり異性を書くのはまだ恥ずかしいな。


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パイロット版を試し書き

現在新作を鋭意構想中なのですが、なかなか物になりません。
どうしても作中のある場所で書ききれないと予想される場所が出てきました。
これは現地取材する必要があるなと思いつつも手間と時間を考えると躊躇しています。それとお金。
いっそ別の物にしようかなとも考えています。それか世界観自体を書き直すか。
まあ、一応パイロット版みたいな物を書いてみたのですが、最後まで書き通すにはやっぱり足りないなと思いました。

読みきり短編小説『成人月歩』
読みきり短編小説『I'm walking』

まあ、暇つぶしにどうぞ。

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音楽業界の衰退

ぶっちゃけDLだとほとんど利益がないんだ/スガシカオ

 出版業界よりも先に電子化の波に襲われた音楽業界はかなり厳しいようだ。スガシカオさんですらこのレベル。
 ほとんどのアーティストはCDやDLではほとんど利益が出ないのでライブで稼いでいるらしい。昔はライブ主体で儲けていたという(後退したってことだよね)が、これから出てくる人で黒字化できるほど人を集められる人って出てくるんだろうか?
 ライブで儲けるには客単価を上げるか客数を増やすかしないといけないが、知名度のない人は客単価を上げることもできないし集客力もない。それとは逆に知名度のある日とは客単価も上げられるし集客力もある。功罪あるだろうがやっぱり知名度は力だなあと思わされる。
 この前ちらっと見た音楽番組を見た感じでは過去に人気のあった人か現代のアイドルしか出ていなかった。このままの流れだと将来的にはいわゆるアーティストという人種がかなり少なくなり、アイドルだけが残るのではという気がする。見た目は即効的で強力な宣伝効果があるからね。

 どうやったら知名度が上げられるんだろうか(もちろんプラスの方向で)?それが分かれば苦労しないのにな。

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俺「先生、執筆中にやる気が無くなったらどうすればいいですか」漱石「さっさと寝ろ」

 ある人が、夏目漱石に「執筆のとき、やる気が無くなってふて寝してしまうことがあります。どうやってこの妨げをなくしたらいいですか」ときいたところ、漱石は「やる気があるときに書きなさい。私なんかはしょっちゅう昼寝してる」とお答えになったのは大変尊いことであった。
 また「小説は、確かにできると思えば確かにできることであり、不確かだと思えば不確かである」と言われた。これも尊いことである。
 また「疑いながらでも執筆すれば完成する」とも言われた。これもまた尊いことである。


 上に書いたことは全て作り話で、徒然草39段『或人、法然上人に』を冗談に改変したものです。しかし、全くの嘘とも思われないので、ここに書いておくことにしました。

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グッドライフ高崎望~自分史上最速の感想を貰う~

 朝起きると深夜に直接メールが来ていることに気付いた。それも数件。出した人は同一人物のようである。最新の物から読んでいった。要約すると『どうしてくれるんですか』という苦情だった。時間を見ると夜の4時を越えていた。
 次のメールは『あなたよくもこんな小っ恥ずかしいのを書きましたね。牛野さんがこんな物を書くなんて思わなかった』とある。
 さらに今度は『マジでヤバい。凄い引き込まれて全然眠れません』という苦情がまた。
 そして、最後に読んだ最初のメールは『まあ、触りだけ読んだけど、なかなか良いですよ』との誉め言葉だった。

 まさか、こんなに早く感想が来るとは思っていなかった。なにせ夏目漱石の虞美人草ぐらい長い。書いた本人でも3日かかったのだから、読者なら3週間ぐらいだろうと予想していた。
 徹夜して読みたくなるぐらい心の琴線に触れた物を書けたと思うとちょっと嬉しい気分がする。最低一人でもそういう人がいてくれたのなら、作者としてこの三ヶ月が無駄ではなかったのだと安心した。
 それと感想を貰うことはちらほらあるけれど、こんなに速いのは初めてだった。これもありがたいことである。 
 気を良くしたので、もうちょい無料期間を伸ばそう思います。5日まで。

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次作のあらすじとプロットが完成した
2014/14

 やっとあらすじとプロットが完成した。蒲生田岬の反省点を踏まえて今回はいつもと違う練り方をしたので書ききれるかどうかちょっと自信がない。まあ毎回自信なんてないのだが今回は輪をかけて自信がない。原稿用紙十枚ぐらいなら途中で書けなくてもまあいいかと諦めもつくが、もし200枚ぐらいで詰まったらどうしようかと思う。でもまあ
用意してしまったものはしょうがない。他に書けそうな段階の物もないしここは書くしかないとあきらめよう。予定している字数だと今までの執筆スピードで130日かかる計算になるが、できればそれを30日にしたいとも思っている。というのも私なんかは小者なので他の人がどんな風にしているかが気になって仕方がない。それでツイッターやブログをよく見ているのだが、どうも私はKDP作家の中でかなり筆が遅い部類のようだ。1日2000字書ければ上出来なのに1時間に2000字書く人もいる。人に可能かどうかは別にして13万字書いたという猛者もいた(ただしこれは本人もビックリしていたようなので、普段はもっと遅いものと思う)。そういう例外は除いてざっと見ると概算では廻りと比べて5分の1ぐらい遅い。早く書ければ良いってもんじゃないけれど、執筆速度は野球でいうストレートの球速みたいなもので早く書ければ変化もつけやすい。1日2000字書けたとしても、もし蒲生田岬の一章を書き直すのに一週間かかる。だが一日4000字だと3日で書き直せる。これはかなりの強みだと思う。4000字書ける作家は2000字の作家と比べて一章を書き直すプレッシャーが半分なのである。というわけで今回の課題は執筆速度を今より上げる事と話自体の構成力を上げる事に決めた。まあ今の倍、60日ぐらいで書けたら僥倖だと思うが書きたいように書いていたら成長しない気がするので厳しいノルマを課してみた。もっともこれは自分だけのノルマで30日以内に書けなくても誰にも迷惑をかけないのがKDP の良いところ。もし他人が絡むなら一年ぐらい待ってくれというだろうなあ。まあ誰も一年も待ってくれないだろうけど・・・・私だって嫌だ。そう考えるとKDPって凄いシステムだなあ。6日から書き始めるとすれば2月5日に初稿が仕上がる予定か。ああ、人間やめないと絶対無理な気がしてきた。次作の予定は30~365日の予定になりそうです。


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倒置法で考える欧米人の気の強さ
2013/12/3

 自分の文章を診断してもらった、文章を小説形態素解析というサイトでだ。
 倒置法、連用中止法が極端に少ない。形容詞もだ。その代わり動きを表す文章が多いらしい。
 そこで私は初めて知った、連用中止法という言葉を。そして言葉は知っていたが、意味までは知らなかった。倒置法のことだ。
 それは言葉を強調することらしい、文章の順序を替えて。そして、それは大抵動詞を先頭に持ってくることで行われる。調べてみて分かった。

例えばこうだ。
通常:今日もブログを見てくれてありがとう!
倒置法:ありがとう!今日もブログを見てくれて

 
 さて、そこで考えたことがある。それはなにか?
 主語の次に動詞がある、英語では。これは自然に倒置法(日本語で言う)を使っているということになる。すると自然に気性が激しくなるんじゃないか? 使う言葉がみんな強調されているなら。
 欧米人の自己主張が強いのは文化や気質ではなく、言葉遣いに依るものではないかと思った。
 それと同じで日本人が引っ込み思案というのもまた文化や気質ではなく、言葉遣いにあるのではないかと思った。 
 
 使ってみよう倒置法を、何かを主張したいときに。


 実を言うと私は実感した。倒置法で書いていると気が強くなってきた。だが少々おかしい。いや、かなりおかしい。日本語としては読みづらいと思う。
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