先月末からプロットを書いているのだが、まだプロットラインが引けない。まだネタが熟成されていないというのもあるが根本的にプロットの作り方に問題があるのかもしれないと考えるようになった。

 そもそも最初はタン、タン、タン、タンと起承転結四拍子でプロットラインを引いていて『幽霊になった私』の途中から、どうもこれは重いのではないかと思い悩んだ結果、タタタン序破離三拍子にした。すんごい物を思いついた、と何年かは思っていたが、去年あたりからどうもこれも重いような気がしてきた。

 それでふと、もっと縮めてもいいのではないかと、タ、ターン変則二拍子のリズムでプロットを引いてみた。というより今あるプロットを綺麗に収めようとすると自然とその形になった。すると序盤はこれでいけるかもしれないと思えるようになった。

 続きもタ、ターンのリズムで引けるかもしれないとは思っているけれど、何も最初から最後まで同じリズムを刻む必要はない。タ、ターン、タタタンみたいなリズムもありだ。一ヶ月でプロットラインを引くのは無理じゃないかと思っていたが、案外あと数日でプロットラインを引けるかもしれない。少なくともプロットの背骨は通せるだろう。

(おわり)