30-5


 30-5日体制にしてから、かなり改稿が進むようになった。1月は一日3~4万字改稿するのがやっとだったが、2月は一日4~5万字改稿できた。調子の良い日は6万字を超えたのでとんでもないことである。

 とはいえターンワールドは終わらず、今日から5日の休養期間に入る。何もしないでいると気持ちが焦れるけれど、じっと我慢する。

 でもこんなことを考える。毎日書いていても不意に書けなくなる時がくるわけで、5日の休養期間を取るのと、不規則に書けなくなるのは結果的に同じなのでは? それなら毎日何かしら手を付けた方が不安にならずに済むかもしれない。

 でも、でも、パソコンの前に現れる改稿した物を読んでいると、やっぱり小説から離れる期間を作った方が良いというのも感じる。何だか分からなくなった。

 ターンワールドの改稿はちょうど二周目で終わった。一周目の改稿が終わった時、空がぱあっ明るくなったような気がした。これを執筆していた時の追体験だ。そういえばターンワールドの初稿が書き終わったのもちょうど3月だ。実は改稿しても何にも変わっていないんじゃないかという気がしてきたけれど、まぁ、自分の手応えを信じてみよう。でも今日から5日間は何にもしない。パソコンの電源にも触れないぞ。

(2018年3月11日 牛野小雪 記)