作家が感想文を書くのは禁止!?そんなアホな話あるの?→自分の領分でするならアリ
2013/11/12


 前にきんどうの記事で作家同士のレビュー交換は禁止だというのを読んだ気がする。
 どの記事かは忘れてしまった。
 その時は全然気にしなかったのだけれど、昨日読んだ本の感想を書いた後にふと思い出した。
 やべぇ、KDP のアカウント抹消されるかも!と不安になり急いでAmazon に問い合わせた。
 自分のブログなんだから勝手にすればいいじゃん?的な返事がきたのでほっとした。 
 いくらAmazonでもそこまで縛る権限はないよね。さすが自由の国アメリカ!
 しかし、Amazon内でのレビューは禁止されているかどうかはガイドラインを見てね♪とリンクを貼られた。文字が多くてまだ読んでいない。わざわざ貼るってことはダメなのかもしれない。誰かがKDP やレビューの規約を調べて読みやすいようにまとめた文章をきんどうさんに寄稿してくれないかなと他力本願する。

『吾輩は猫である/夏目漱石』を読んで気付いたこと~吾輩は黒猫でない~
2013/11/13

『吾輩は猫である/夏目漱石』を読んで気付いたこと~吾輩は黒猫ではない~

 夏目漱石といえば『吾輩は猫である』が有名。私は『こころ』よりもこっちが好き。
 人それぞれ面白いと思うところは違うだろうが、私は三毛子が死んでからが面白いと思う。確か最初の方だ。飛ばして読むこともできるが、物語には順序という物があるんだから、毎回始めから読んでいる。
 昨日からこの本を読み始めたのだが、とんでもないことに気付いた。私は今まで吾輩のことを黒猫だと思っていた。だが、事実はそうではない。作中では

 "吾輩は波欺産(ペルシャさん)の猫の如く黄を含める淡灰色に漆の如き斑入りの皮膚を要している。"

  と書いてある。かなり最初の方である。この時、吾輩が黒猫ではないことに衝撃を受けた。なんで今まで気付かなかったのだろう?
 ちなみにこれを読んだあとでも私の中の吾輩はやっぱり黒猫のままだ。夏目漱石にはあの部分を黒猫と書き直して欲しいぐらいに思っている。
 ちゃんと言葉で黒猫ではないと示されているのに、なぜ黒猫と思っていたのかは分からない。いつの間にか勝手に黒だと思い込んでいた。でも、だからといってこの小説の面白さが減るわけじゃない。そう考えると小説に細かい人物描写って必要無いのではないかと思った。

会話する場面の書き方について?~会話主体は偏在するのか?~
2013/11/15

会話する場面の書き方について考えた~会話主体は偏在する~

 スーパーのレジ。私の前に奥様達が3人並んで世間話をしていた。かごの中にはびっしりと物が入っている。うんざりするほど時間がかかりそうだが、他のレジも同じぐらいの混み具合なので、構わずそこに並び続けた。
 彼女たちは世間話をしている。私はすることもないので、彼女達を横目で観察していた。その時に気付いた事がある。奥様は三人いるのでABCとする。 すろと話しているのはほとんどAとBだ。時々Cが喋ることもあるがごくまれである。
 なるほど奥様Cは喋らない人かと思っていたが、さにあらず。世間話の話題が変わると次はBとCが喋り出して、奥様Aは静かになった。
 ふとひらめいた。ひょっとして小説でも話題毎に喋る主役は変わって、その定員は二名なのではないか。そこからあぶれるとさっきまで喋っていた人が脇役に代わるのではないか。
 家に帰って本を読んでみたらやっぱりそうだった。3人以上出てくる場面でも話をしているのはほとんど二人だ。
 仮にa.b.c の登場人物がいるとしたら、基本的には会話の順番が

 abcabcabcabcabc

  の様に均等ではなく

 ababababcbcbcbc

  のように偏っている。
 3人出てくる場面だからと言って、公平に喋らせることはないようである。
 

 一応例文を書いてみた。会話の内容は実話ではなく創作である。

均等バージョン
a「最近ミホちゃん大きくなったわねえ」
b「ええ、大きくなると余計に暴れるからいやになっちゃう」
c「私の子供なんか大人しすぎて嫌だわ。放っておいたらずっとテレビ見ているんだから」
a「あら、良いじゃない。じっとしてくれていたら助かるわ。うるさくなくて良いし」
b「そういえば正人くんのこと聞いた?」
c「聞いた!」
a「だれかれ構わず抱きつくんだって」
b「まだ子供なのに先が思いやられるわね」
c「でも変なのよ。うちの子がまだ私だけ抱きつかれてないなんて愚痴るんだから」
a「ホホホ、仲間外れはいやだものね。ねぇ、ところであなたのおじいちゃん、お腹が痛いって入院したじゃない?あれからどうなったの?」
b「まだ入院してる」
c「それって大事(おおごと)じゃない?」
a「年寄りだからね。長引くかも・・・」
b「まあ気を揉んだってしょうがないわ。なるようにしかならないんだから」
c「そうね。私のおばあちゃんが入院した時もどうにかなったし大丈夫よ!」

偏在バージョン
a「最近ミホちゃん大きくなったわねえ」
b「ええ、大きくなると余計に暴れるからいやになっちゃう」
a「私の子供なんか大人しすぎて嫌だわ。放っておいたらずっとテレビ見ているんだから」
b「あら、良いじゃない。じっとしてくれていたら助かるわ。うるさくなくて良いし」
a「そういえば正人くんのこと聞いた?」
b「聞いた!」
a「だれかれ構わず抱きつくんだって」
b「まだ子供なのに先が思いやられるわね」
a「でも変なのよ。うちの子がまだ私だけ抱きつかれてないなんて愚痴るんだから」
b「ホホホ、仲間外れはいやだものね。ねぇ、ところであなたのおじいちゃんお腹が痛いって入院したじゃない?あれからどうなったの?」
c「まだ入院してる」
b「それって大事(おおごと)じゃない?」
c「年寄りだからね。長引くかも・・・」
b「まあ気を揉んだってしょうがないわ。なるようにしかならないんだから」
c「そうね。私のおばあちゃんが入院した時もどうにかなったし大丈夫よ!」

 強引に話を切り替えたので、ちょっと分かりづらいかもしれない。
 均等バージョンは騒がしい印象を受ける。まあこれはこれで使えるかもしれない。でもずっとこの調子が続くと読んでいて疲れそうだ。
 偏在バージョンは纏まっているように感じる。ついでにいうと書きやすそうだ。気のせいだろうか?

KDPの著作権について
2013/11/20

KDP の著作権について

 
某掲示板にてネット上にアップロードした文章の著作権についての話題が出ていた。
 本当かどうかは知らないが某有名小説系サイトではアップロードした文章の著作権は運営者に委譲されるとかいう笑えない話が出ていたので、心配になってAmazon もそういう規約なのかとメールした。
 返信はすぐにあって、返事は『そんなことないっすよ』(←意訳)と軽い物であった。
 そして、例のごとく心配なら規約読んでね♪とリンクが貼られていた。
 重要なことなので読んでみると、そこには私の求める答えがあった。


アマゾンプロパティ・フィードバックの所有権および管理 本契約において申請者が当社に許諾する権利を前提として、当社と申請者の間において、申請者は、申請者の電子書籍についての著作権その他のすべての権利お よび利益を保持するものとします。当社は、本プログラム、アマゾンプロパティ、および申請者の電子書籍に関連して当社が使用または申請者に提供するすべて の素材(例えば表紙画像のない電子書籍に使用される標準の表紙画像など)に関する全ての所有権、著作権およびその他の完全な権利を持ちます。当社は、本プ ログラム、アマゾンプロパティおよび関連するマーケティングの条件、機能、および運営に関して全責任を負うものとし、完全な自由裁量権を有するものとしますが、当社 による電子書籍の使用は、本契約の条件に従うものとします。申請者が アマゾンプロパティまたは本プログラムに関して、Amazonまたはその関連会社に提案、アイデア、またはその他のフィードバック(以下、「フィードバック」といいます。)を提供することを選択した場 合、Amazonおよびその関連会社は、当該フィードバックを、何らの制限なしにまた申請者に対する何らの対価を支払うことなく、あらゆる方法で自由に使 用し活用することができます。本契約は、申請者に当社または当社の関連会社が保有または運用する知的財産または技術に関するライセンスその他の権利(あら ゆる商標または商号が含まれますが、これらに限定されません。)を許諾するものではありません。本契約は、適用される法または個別の許可に基づいて当社が 保有する権利を何ら制限するものではありません。

 分かりやすいように太字斜めアンダーラインをしておいた。
 確かに、現規約では著作権はアップロードした人にあるようである。 

書けても書けなくても震える
2013/11/21

 ようやく予定の12万字まで書いた。10月に書き上げるつもりが大分伸びてしまった。しかし、まだもうちょっと続きそうだ。あらすじの時より一章分伸びてしまったからだ。
 やっとやっとのクライマックスである。
 ここまで来ると今まで積み上げてきたものや、潰してきた可能性が合わさって一つの結末に落ちていく。ちょっとした快感である。
 ずっと震えながら書いていた。一昨日は言葉が出なくて悔しくて震えたが、昨日はやっとクライマックスというわけで緊張と興奮で震えていた。前作の時もクライマックスになるとやはり体が震えた。 あと何日か震えれば完成しそうである。
 表紙用意しなきゃな。 

やっとやっとで書き終わり
2013/11/21

 9月の初めから書いていたのがやっと終わった。
 21日も予定をオーバーしてしまった。
  あとは誤字脱字と表記揺れをチェックして表紙を用意すれば出版できる。
 まあ、今までやってきたことと比べれば楽な物だと思う。
 今月中に出せれば良いな。 
   

自分が書いた本は面白いなあ 一回目
2013/11/22

 誤字脱字や表現で気にいらないところをちょこちょこと直しながら通読した。腕が上がったのか、直すところは前に比べると少なかった。(頭がパーになってなければ)
 それで10時間ぐらいかかった。かなり長い時間だ。それでも時間はあまり気にならなかった。あっという間に感じた。なんといっても自分が読みたい物を書いているのだから当然の話だった。それは『火星へ行こう~』の時も同じだった。
 だが二回目となるとちょっと嫌になった。三回目だともっと嫌になった。四回目になると憎たらしくなっていた。なにせ数日の間に同じ話を何度も繰り返すのだから当然だと思う。『吾輩は猫である』は好きだが、一回読めば半年は読まない。
 それだけやっても誤字脱字は見つかるのだからやめるわけにはいかない。三日で十回は読んだと思う。それだけやっても登場人物の名前を間違えるという大失態をおかしたのが今でも信じられない。今回はそんなことがないようにしたい。
 明日から二回目の通読をしようと思う。
 

『吾輩は猫である/夏目漱石』三毛子が死ぬところまで読んだ。
2013/11/22

 ずいぶん前に『吾輩は猫である』を読み始めた。そしてやっと三毛子が死ぬところまできた。この本はここからが面白い。
 ふと気になったことがある。この本はどう読んだって後半の内容は大人向きだ(エロいって意味じゃない)。もし、子供の頃に読んで面白かったなんて言う奴がいたら、きっと嘘つきか、早いうちから世に擦れたかわいそうな子かのどちらかだと思う。そんな話なのに学校で習ったような気がするのはおかしい。
 国語の教科書を探したが、中学校の物しか見つからなかった。夏目漱石は載っていたが『坊っちゃん』だった。
 確かに"吾輩は猫である。名前はまだない"を習った記憶はある。夏目漱石の顔写真が出るまで教科書をめくって、ずいぶん長い話だなと思った記憶もある。でもいつ習ったかが思い出せない。教科書も見つからない。 
 でも予想するに、全文を載せるはずはないだろうから、最初の方で切ったのだろう。それでも子どもが読んで面白い物ではないと思う。実際、授業で習っていて「面白くねえな 」と思っていた記憶があるんだからそれは確かだ。
  そんなのだから、大人になってから読むと面白かったので意外に思った。
 子供の頃にこの本を読ませるのは絶対に良くないと思う。 この本は面白くないと刷り込ませてしまうだろうから。

KDP の表紙サイズ比率 黄金比は縦でも成立するか?
2013/11/23

 KDPのガイドラインでは縦横比率1.6:1が推奨されているが、その通りに作るとかなり細長く不安定な印象を受ける。多分、この比率は黄金比を根拠にしているのだろうが、黄金比で建てられたパルテノン宮殿は横に長いし、ジョジョで黄金長方形の説明で出てきたのも横に長い物だった。
 ひょっとすると黄金比は縦横1:1.6のときしか成立せず、縦横を変えるとダメなのかもしれない。なので、今回はその辺にある本の縦横比を調べて、1.42:1と分かったのでこの比率で行って見ようと思う。
 もしくは縦横比1:1.6か。 

今の自分と過去の自分
2013/11/24

 パソコン上で修正しながら2回通読して、さらにKindleにプレビューファイルを入れて通読した。パソコン上では見つからなかった細かい誤字もちょこちょこ見つかる。どうして気付かなかったのかという物もある。『~があっっった』という部分があって、これはさすがにAmazon側の変換ミスかと疑ったのに、パソコン上で元ファイルを調べると本当に『~があっっった』と書いてあるからビックリする。これぐらいの間違いはパソコン上で見つけても良いと思うのだが、実際は見落としていたので嫌になる。
 それと3ヵ月もかけて書いたので最初と最後で出来が違う。書き直しも考えたが、今よりうまくはできそうにないのでそのままにした。 変わったといってもその程度の変化で、何回も読んで気づく程度の物だ。将来は完全に書き直せるぐらい腕を上げられると良いな。

蒲生田岬~夕方午後五時の彼氏~をアップロードした
2013/11/25

 通読して誤字が見つけられなかったので、ついさっきKDPの出版ボタンを押した。今はレビュー中。Amazonの審査はザルだから、下手すると今日にも出てるかもしれない。
 久しぶりに本を出すのは緊張する。今回はかなり力を入れたから自信はある。じゃあ、前のは力を抜いていたのかと言われればそうではなくて、前より頭も力も話の中に込められるようになったという感じだ。今回も前回も自分の中の全力だったというのに変わりはない。

 『ドアノッカー』が分かりづらかったという苦情があったので、今回は絶対に答えが分かるようにした。よっぽど漫然と読んでない限り、もう途中で分かるぐらいにした。まあ、今回の話はそこが重要な部分じゃないから別に良いんだけど。

 蒲生田岬が出たら、ちょっと休憩して夏に考えていた新作に戻ろうと思う。なにせ今回は疲れた。 

執筆ダイエット!?
2013/11/25

 執筆すると体重がすごく落ちる。書けば書くほど落ちていく。
 つい先日、蒲生田岬を書き終わった。最後の一ヶ月は取り憑かれたように書いた。そして、体重は吸いとられるように落ちた。4日前にふと鏡を見ると物凄く痩せたなあと思った。なにせほっぺたがへこんでるんだから一目瞭然である。書き始めた頃と比べると8キロも体重が落ちたのだから当然という気もする。
 火星とドアの話は4ヵ月続けて書いて4キロ落ちたが、今回はその二つより短い期間で倍も体重が落ちたから、そりゃもう体がだるい。 そして、筋肉は落ちても贅肉はなかなか落ちてくれないのが憎たらしい。できることなら、脂肪だけが落ちて筋肉が浮き上がったキレキレの体になりたかったのだが、世の中うまくいかない。 
 非常に不健康なダイエットなので執筆ダイエットはおすすめしない。 

蒲生田岬~夕方午後五時の彼氏~
2013/11/26

 新作が出たので一応宣伝しておきます。
 これと同じぐらいの小説は今年中には出さないと思います。今から書くと正月を挟みますので。
 ひょっとしたら短編は書くかもしれません。あくまでひょっとしたら。


夢中美人に夢中だった話
2013/11/29

 パソコンの前に座っていると(何かを執筆していた)、美人が部屋に入ってきた。この世の物とは思えないほどの美人で、彼女の周りが白く明るくなっていた。あまりに急なことなので私はビックリした。
「あなた、毎日何してるの?」と美人が言った。澄んだ声だった。
「しょ、しょ、小説書いてるんだ」と私はどぎまぎしながら答えた。
「ふ~ん」と美人は言っただけで 部屋に入ってすぐの場所に立っている。パソコンは部屋に入ってすぐの机にあるわけで、その前に私が座っていたわけだから、その美人はずっと私の横に立っていた。
 パソコンに目を戻しても言葉が全然浮かんでこない。なにせ隣の美人が気になって仕方がない。
 ずっとその状態が続くと気が詰まってきたので「小説読んでみる?」と美人に言って、机の引き出しから原稿用紙の束を取り出した。題名を見ると『蒲生田岬』と書いてあったので変だなと思った。ドアノッカーは原稿用紙に書いたが、蒲生田岬はずっとパソコンで書いていたので原稿用紙なんてあるわけがない。
 それでも美人が原稿用紙を受け取って、部屋の奥に畳んだ布団の上に座りながら蒲生田岬を読み始めるとその疑問は頭から消えた。
 また、パソコンに目を戻す。時々原稿用紙をめくる音がする。やっぱり気になって仕方がない。そもそも、なんでこんな美人が私の部屋に来るのかが分からない。とにかくドキドキした。
「それ、面白い?」と訊いてみたが美人は何も言わない。彼女はずっと原稿用紙に目を向けている。
「なあ、面白い?」ともう一度訊いたが、やっぱり何も言わない。
 彼女が何も言わないので段々不安になってきた。ひょっとするととんでもない駄作だったのではないかと不安になった。全て読み終われば、彼女に嫌われると思って恐くなり「ちょっと待った。やっぱり、それ返して」と原稿用紙を引ったくろうとしたが、全然掴めない。何度やっても掴めなかった。手がすり抜けるのではなく、手を上げて原稿用紙に触れようとすると、なぜか時間が戻って手がもとの場所にあるという感じだった。
 原稿用紙は取り戻せそうにないので「それより別のがある」と彼女の気を逸らそうとしたが全く反応がなかった。目はずっと原稿用紙に向いている。
 ああダメだ。彼女に嫌われる。嫌われる。と不安がぐるぐる頭の中をで回っていたら目が覚めた。
 夢で良かったとほっとした。
 それから夢に見た美人を思い出すと胸がドキドキした。

 朝はずっと彼女の姿が頭に浮かんできて、そのたびに胸がドキドキした。
 それから何時間か経つと、どんな美人だったか段々思い出せなくなってきた。まっすぐ伸びた長い黒髪や、大きな瞳と長いまつげは思い出せるのに、全体像となると煙のように白い靄がかかってあやふやになる。顔ですらちょっとあやしい。ただ、とんでもない美人で胸がドキドキしたということだけが思い出せた。

本の内容紹介について考えたこと
2013/11/30

 本屋に行って立ち読みする際に冒頭から読み始める人はそうそういないと思う。読んだとしても目次くらいだ。普通は中ほどのところを開いて、どんな文章を書いているのかなと読んでみる。それで「おっ、面白そうだな」と思えば買うし、つまらなければ本棚に返す。昨日本屋にてこっそりと市場調査してきたが、これは私だけじゃなくて他の人もそうしているようである。
 キンドルストアでも試し読みはできるが、読める範囲は冒頭から10%と決まっている。一番面白くないところだ。細かく章分けしているものだと目次の途中で終わってしまう。
 ははあ、じゃあ商品紹介のところに小説の中頃の一文を載せてみてはどうかと考えて昨日は前二作のところへ打ち込んできた。無料キャンペーンが終われば蒲生田岬の方にも打ち込もうと思う。

(おわり)



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