愚者空間

牛野小雪のサイトです。 小説の紹介や雑記を置いています。 あと短い話とか。

作家はどうやって小説を書くのか、たっぷり聞いてみよう! (パリ・レヴュー・インタヴュー II) [単行本(ソフトカバー)]岩波書店2015-11-28 パリ・レビューによるとヘミングウェイは毎日書いた物を推敲していたらしい(もちろん原稿になってからも推敲した)。そんなやり方 ...

 小説も文学もまだ一文字も書いていないし、これからも書かない。 執筆中、雑感帳によく書いていた言葉だ。世の中思い通りにいかないことが多いが、これはわりと思い通りにいった。問題はそれが良くないってこと。ようやく推敲の一周目を終えると、私はがくぜんとした。こ ...

いわゆる執筆、wordを開いて文章を書き始めたのが2019年10月25日。終わったのは12月17日。たった56日だ。全部で198,107字。準備八割仕事二部というが、執筆したのはほんのわずかな期間だ。例によって書かない日を挟みながら書いたので実質的な執筆日数は27日しかない。文句なく過去最高の速さだ。 ...

 この小説には徹底されたものが二つある。登場人物の匿名性と、くどいほどのコマーシャル的な形容詞だ。 登場人物は少年や母親、彼女、店長と、代名詞や血縁関係、社会的地位で表される。ミカとかYPという名前も出てくるが偽名である。 形容詞はコマーシャル的でいかに価 ...

娘の方は中学生か高校生ぐらいの子だった。それぐらいの子でもママと呼ぶことがあるのだと知った。おまけに親子が仲良く肩が触れ合うように立っていたのにも後で思い返して気付いた。今と昔で人間の本質が変わるなんて信じられない。全く同じではないけれど私はグレタさんの怒りに過去の自分の面影を見た。絶対に今の子どもも反抗心を持っているはずだ。表に出てこない反抗できない気持ちはどこへ行くのだろう。いじめの件数が過去最多を更新している理由がそこにあるように私は思う。 ...

『老人と海』がパブリックドメインになったのなら自分で翻訳して公開してやろうという野心を抱いた。翻訳する前に他の翻訳はどうなのかと光文社版の『老人と海』を読んでみたら、現代風のすっきりした文章になっていたので驚いた。2014年の翻訳らしい。マジか。と何度も心の中で驚きつつ、最後まで一気に読んでしまった。これがあるならあと20年は訳す必要はない。 ...

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